News Release

当社からのニュースリリース

 

Three Wellsは阿部博史(あべひろし/Hiroshi ABE)の運営する埼玉県所沢市を拠点とするサイトです。

このサイトは、阿部博史が開発したソフトウェアの紹介・販売やそのユーザサポートを行うために、2012年1月に公開されました。

阿部は、元々スーパーコンピュータを用いてFORTRAN言語で磁気流体シミュレーションを行っていました。しかし、入社後に自ら学んだC++・オブジェクト指向技術[1],[2]と、スーパーコンピューティングとの融合をめざし、数年前にそれまで勤めていた会社を退職し、事業化を目指し、技術の研鑽と、プログラム開発を行ってきました[3],[4]

この度、専門である電磁場数値解析プログラム、Electro Magneticaをリリースするに当たり、サイトを立ち上げることにしました。ほとんどの科学技術計算ソフトウェアが外国製である現状をどうにかして脱却したいと、メジャーソフトと肩を並べられるように、新しいアルゴリズム・手法を元に前進していきたいと考えております。

Three Wellsはコンピュータによる物理現象シミュレータを開発・販売しております。また、長年、科学技術計算分野とその応用で培われた経験を活かして、お客様の抱えていらっしゃる問題の解決をシミュレーション技術を用いてお助けいたします。

Three Wellsでは、電磁場シミュレーションを中心に、粒子系シミュレータである、銀河N体シミュレータ分子動力学シミュレータも開発しております。全てThree Wellsが知的財産として所有しているものです。これらのシミュレータで出来ること詳細を是非ご覧ください。

また、インターネットに善意で提供されているフリーのシミュレータやライブラリを用いた解析やコンサルティングも行っております。是非我々Three Wellsの要素技術をご覧になってください。

もし、あなたが何かの問題をお持ちで、シミュレーションにご興味があれば、是非我々にご相談ください。

現在、さまざまなオープンソース科学技術計算ソフトウェア、特にアプリケーションソフトウェアが公開されている。OpenFOAM, Elmer, FreeFEMなどが有名であるが、GetDP/Gmshも有限要素法のパッケージソフトとして、様々な分野、流体力学は限定されるが、に応用可能で、しかも3次元での使いやすさではFreeFEMよりも上だと思う。これらのフリーで手に入るソフトウェアで解析が可能であればそれにこしたことは無いだろう。これらで出来ることが全て使い尽くしてまだなお解けない問題があれば、市販の先進のソフトウェアを試してみるということで良いと思う。

先に挙げたGetDP/Gmshであるが、日本語のサイトで、特にGetDPの使い方について説明されているところは少ないように思う。Gmshは3次元のメッシュ生成に用いられるが、そのメッシュを別なアプリケーション、市販ソフトなど、に使っていることが多い。GetDPは特殊なスクリプト言語で、有限要素法を記述していく数学的な雰囲気を持ったもので、とっかかりしにくいかもしれない。ただ、基本的なスクリプトは共有できる部分も多いので、慣れてしまえば、それなりに使い廻すことはしんどいことでは無い。

そこで、このソフトウェアを使ってみたいと思われている方々への一助となればと思い、Three Wellsで記事を提供することとした。ポテンシャル問題、準静的磁気力学問題、熱力学問題、構造力学問題の基本的な問題に対し、どう解くかについて記述した。直ぐに使えるサンプルスクリプトも記事に添付してあるので、ご自身で使って確認していただきたい。記事のカテゴリからすぐにたどれると思う。何かご質問当あれば、Forumに書いていただければ、できるだけお答えしたいと考えている。

阿部 博史

設定のミスにより、フリーダウンロードファイルをダウンロードする際に登録が必要な設定になっていました。これは意図していなかったことで、お詫びして訂正いたします。現在は登録無しでダウンロードできるようになっております。

今後とも、Three Wellsのサイトをご支持いただきますようお願い申し上げます。 阿部博史

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