5.3 $\varepsilon =40.0$のケース

本節では、誘電体球の比誘電率が40の場合の計算結果を述べる。 Levelの下限を3に固定し、上限を3から5に変化させたときの計算解を比較する。

6に、周波数帯域全体での特性を示す。図中に $TE_{nmr}$モードの共鳴の位置を縦の実践で示している。

\includegraphics[width=10cm]{diel_sphere2/prove_2Ey_freq.eps}
Figure 6: 計算結果と$TE_{nm1}$モード
添え字mに関しては解は影響を受けない(縮退している)。
\includegraphics[width=7cm]{diel_sphere2/prove_2Ey_freq_f1.eps}
(6.a) $TE_{1m1}$
\includegraphics[width=7cm]{diel_sphere2/prove_2Ey_freq_f2.eps}
(6.b) $TM_{1m1}$
\includegraphics[width=7cm]{diel_sphere2/prove_2Ey_freq_f3.eps}
(6.c) $TE_{3m1}$
\includegraphics[width=7cm]{diel_sphere2/prove_2Ey_freq_f4.eps}
(6.d) $TE_{4m1}$
Figure 7: 解析解と計算解との比較
6.bでピークを示しているのは$TM_{1m1}$モードである。

6.bにおいて、この励起されて いるモードは$TM_{1m1}$モードの周波数であることが確認されている。図中に あるn=2の直線は$TM_{1m1}$モードの周波数を示している。

今回行った全てのケースにおいて、最もメッシュの細かい Level5-3の結果が解析解と最も近い値を示している。