前節では片端固定について解析したが、本節では両端を固定した場合の梁のひずみについて解析する。
図22のTopとBottomの両方を固定とし、z=l/2のx=0の梁の表面の線分に力を加える。 その際、力をNとしたとき、線上に加えるので、
$$ F = N/b, $$
となる。
計算結果と考察
このような両端を固定した場合の中心での変位量は、
\begin{equation} \delta = \frac{Pl^3}{192E I}, \end{equation} で与えられ、今回のモデルでは、2.427ミクロンとなり計算結果は良く一致している。